「花蛭釘」について

Category: 茶道具全般

花蛭釘は、床の間の天井に、
釣花入を吊るすために打つ蛭釘だそうです。

利休の頃までは、
床天井の中央に打ち鎖をかけていたようですが、
のちに床天井の前後中央で、
左右は、下座寄り三分の一の位置に、
打つのが定法となったみたいです。

表千家では、通常、
床天井の前後中央で左右は下座寄り三分の一の位置に、
蛭先を下座に向けて打つとか。

裏千家では、通常、
床天井の前後中央で左右は下座寄り三分の一の位置に、
一間床以上では、下座寄り四分の一の位置に、
鉤先は床の間の中心に向けて打つみたいです。


釘

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