3月 13, 2015
霧吹き(きりふき)は、
水などの液体を、
細かい粒子にして噴射するための器具のことだそうです。
茶道では、茶花への露打ちのために用いるみたいです。
席中の三露は、
掛物の風帯の露・花の露・茶杓の露にあたるようです。
このうち、花の露を出すのが、
霧吹きや茶筅で行う「露打ち」となるでしょうか。
露打ちは、中立の際、亭主が花を生けた後、
霧吹きや茶筅で、花に水をかけ「露」を見せるようです。
「露」は、霧吹きで、「一」と吹きかけるぐらいが、
良いみたいです。
草花にとって、露は御馳走なため、輝く朝露のごとく、
さりげなく打っておくようです。
夏場は、花がしおれやすので、あっさりと露をあげると
良いそうです。
風炉の折、懐石膳食器や縁高に露を打つのは、
清涼感を醸し出すためみたいです。
この場合、水屋で露を打つようですが、
霧吹きではなく、茶筅で打つようです。
炉では、露は打たないとか。
「霧吹き」に関するページは、こちらから。
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3月 12, 2015
許状箱(きょじょうばこ)は、
許状を入れる木箱で、
表千家用と裏千家用では、
大きさが違うようです。
表千家用は、内寸:18.3cm×7.3cm×6.3cmぐらい
裏千家用は、内寸:41.0cm×11.0cm×5.8cmぐらい
みたいです。
「許状」は、稽古することを許可する趣旨の書面で、
実力認定の意味合いが強い
「免状」「免許」「段位」などとは、
性格が異なるそうです。
裏千家では、「許状」のほかに、
その修道の度合いによって
「資格」制度を設けているそうです。
「資格」に関しては、
履歴書にも明記できるとか。
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3月 11, 2015
割烹着(かっぽうぎ)は、
衣服の汚れを防ぐために羽織って着る、
エプロンの一種だそうです。
女性が家事労働をする際に、
着物を保護するためとして、
日本で考案されたものみたいです。
茶道では、水屋など準備の時に使用するのだとか。
着物の袂が納まるよう、
広い袖幅と手首までの袖丈で、
おおむね身丈は膝まであるようです。
紐は肩のうしろと腰のうしろで共布の紐で結ばれるとか。
袖口にゴムを通すこともあり、
ポケットがあるものもあるそうです。
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3月 10, 2015
刀掛(かたなかけ)は、
刀を横にして掛けておく道具だそうです。
刀掛は、茶室の躙口脇や、
土間庇に設けられているようで、
茶室においては身分の隔て無く、
全ての人間が平等であるという思想の元に、
考案されたものみたいです。
茶室に縁の付いていた頃は、
縁の上に置刀掛を据えたり、
妻戸の外の柱や壁などに釘を打って、
刀を掛けていたようです。
「刀掛」に関するページは、こちらから。
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3月 09, 2015
傘立て台(かさたてだい)は、野点傘を立てる際に
使用する台だそうです。
一般的な、主に玄関や建物の入口に置き、
傘を立てて置くための器具のように、
数本の傘を、折りたたんで入れるようなものと違い、
野点傘を開いた状態で、
一本だけ立てるための穴が開いたものだそうです。
傘立て台は、鉄製・木製でできているようで、
木製のものは、
櫓(やぐら)のような形をしているものもあるみたいです。
防水加工が施されていないものもあるため、
雨の日に使用したり、水に濡らしたりしないよう、
注意が必要だそうです。
「傘立て台」に関するページは、こちらから。
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