「袋たとう紙」について
袋たとう紙(ふくろたとうし)は、
懐紙を袋状に仕立てて、
底部に襞(ひだ)を付け、入れやすくした、
カマス貼りの袋懐紙だそうです。
袋たとう紙は、マチ付きの袋状になっていて、
お菓子がこぼれたり、
防水加工によって生菓子が、
くっついたりもしないとのこと。
また、ハンドバッグなどに、
臭いが移らず非常に衛生的なんだとか。
寸法は、17.5cm×14.5cmのようです。
袋たとう紙(ふくろたとうし)は、
懐紙を袋状に仕立てて、
底部に襞(ひだ)を付け、入れやすくした、
カマス貼りの袋懐紙だそうです。
袋たとう紙は、マチ付きの袋状になっていて、
お菓子がこぼれたり、
防水加工によって生菓子が、
くっついたりもしないとのこと。
また、ハンドバッグなどに、
臭いが移らず非常に衛生的なんだとか。
寸法は、17.5cm×14.5cmのようです。
正月飾りとして床の間に飾る福鈴(ふくすず)。
神社の拝殿には、鈴緒とよばれる縄の上のほうに、
大型の鈴(本坪鈴など)が取り付けられていて、
鈴緒の下のほうを手で振り動かして鈴を鳴らすのですが、
神社で鈴を鳴らして拝むのは、
戦後に広く行われるようになったものなんだそうです。
浦安の舞で用いる鈴は、「鉾鈴」を正式とし、
「神楽鈴」を代用してもよいこととなっているそうで、
どちらの鈴にも柄の端には、
五尺から六尺の五色の鈴緒(五色布)が付けられるようです。
このうち「神楽鈴」は、小さい鈴を12個または15個つないで柄をつけたもので、
歌舞伎舞踊の三番叟(さんばそう)などにも用いるみたいです。
帛紗挟み(ふくさばさみ)は、
茶道の稽古や茶席において、
必要となる小物を、
ひとまとめに入れて携帯する袋の総称だそうです。
帛紗挟みは比較的小ぶりの物を指すそうで、
「三つ折り」「つづれ」「二つ折り(利休型)」
などに分類されるようです。
男性用はやや大ぶりで寒色系、
女性用はやや小ぶりで暖色系などの違いはあるみたいですが、
形や使い方の違いはほとんどないとのこと。
帛紗(ふくさ)とは、茶の湯で、
点前の際に茶器を拭いたり、
拝見の折に器物の下に敷いたりする方形の布のことだそうです。
帛紗は元々、貴重品などが収蔵された、
箱上に掛けられていた風呂敷だったそうです。
その風呂敷が贈答品を運ぶ時の、
汚れや日焼け防止として用いられるようになり、
1枚の布地から裏地付きの絹製で、
四方に亀房と呼ばれる房付きのものに変わり、
慶弔行事の金品を贈る時の儀礼や心遣いとして、
広蓋(黒塗りの盆)と併せて用いられるようになったのだとか。
もともと、千利休が最初のころ好んでいた帛紗は小さかったようです。
1590年の秀吉の小田原出陣随行時、
奥さん(宗恩)は「薬包みにでも使って」と、
帛紗を大きく縫って差し出したそうです。
利休は、
「この恰好が一段と手ごろで良い。
これからのち、帛紗の大きさは、
これと同じようにしなさい」
と言ったみたいです。
この帛紗の大きさは畳十七目×十九目だそうです。
火吹竹(ひふきだけ)は、
下火を吹きおこすために用いる、
一端に節を残して小さな穴をあけた竹筒だそうです。
利休形は、太さ八寸くらいのサビ竹で、長さは九寸九分、
上から三寸下がった所に節をつけ、
下部は節切で、息を吹き込む小さな穴をあけてあるそうです。
室町時代末にはすでにあったようで、
当時、火種を絶やさず毎朝、
火をかきおこして吹きつけるのが、
主婦の重要な役目であり、
このため火吹竹は重宝な道具だったみたいです。