「花寄せ屏風」について
花寄せ屏風(はなよせびょうぶ)は、
利休忌や天然忌、七事式の花寄せなどで使用する、
花を飾る屏風で、 普通の屏風以外に、
葭屏風や葦屏風などもあるそうです。
天然忌は、今日の家元制度の基を作り出し、
表千家「中興の祖」の七代家元如心斎天然宗左を偲んで、
毎年9月13日行われる行事のようです。
花寄せ屏風(はなよせびょうぶ)は、
利休忌や天然忌、七事式の花寄せなどで使用する、
花を飾る屏風で、 普通の屏風以外に、
葭屏風や葦屏風などもあるそうです。
天然忌は、今日の家元制度の基を作り出し、
表千家「中興の祖」の七代家元如心斎天然宗左を偲んで、
毎年9月13日行われる行事のようです。
花切溜(はなきりだめ)は、
茶席などに用いる茶花を、
水屋に置いておくための花入のことだそうです。
利休好みは杉曲の黒塗で、
桜皮の綴じ目があり、
高さ一尺四分、径六寸二分、厚味二分で、
口に井桁の花配(はなくばり)が、
入ったものみたいです。
表千家六世 覚々斎原叟好みは、竹筒で、
高さ一尺四分、下から一寸四分に節をつけ、
下に十文字形の木足が付いたもののようです。
花入には、
「掛花入(中釘や床柱の花釘に掛ける)」
「釣花入(床の天井や落掛などから吊る)」
「置花入(床に置く)」などがあるそうです。
また、花入には、
「真:胡銅・唐銅や唐物青磁など」
「行:上釉のかかった和物の陶磁器」
「草:竹・籠・瓢や上釉のかからない陶磁器」
の区別があるとのこと。
茶室においては掛物と花を同時に飾らないのが正式で、
両方一緒に飾るのを「双飾(もろかざり)」と言い、
略式の扱いらしいです。
掛物が長い場合、花入は床柱の釘に掛け、
横物の場合、花入は下の床の真ん中に置くとか。
葉茶漏斗(はちゃじょうご)は、
茶壺から葉茶をあけ、
臼に移すための道具だそうです。
桐木地製の箕(み)のような作りで、
茶壺の葉茶を適量この上に出すようです。
席中へ「小道具」を載せて持ち出し、
茶壺の封印を切り、
再び封印するのに用いるみたいです。
箱炭斗(はこすみとり)は、
四方形の箱形で持手が付いている
水屋用の炭斗のだそうです。
利休形の箱炭斗は、
桑木地・やや上広がりで、
上が八寸八分四方
下が八寸四方
となっているとか。
道具炭・切炭・香溜を入れて、
火箸を手前の手に添えて立て、
釜鐶をかけ、他方に板釜敷をかけて、
羽箒をのせて持ち出すそうです。