常滑焼茶入 木二

Category: 茶入


常滑焼茶入



常滑焼の茶入も亡羊緞子の仕覆も、めずらしいですね。

亡羊緞子は、名物裂の一つで、
萌黄または縹地に、
薄茶の緯糸で蔓唐草と鳳凰紋を織り出したものです。

丸壺茶入 桶谷定一

Category: 茶入


丸壺茶入



桶谷定一氏と言えば、唐物茶碗の作品が思い浮かびます。

この丸壺茶入は、形が良く、なだれとか、
細部にわたり、仕上がりが良く計算された作品です。

定家緞子と茶入がマッチしていると思います。

出雲肩衝写茶入 笹田有祥

Category: 茶入


出雲肩衝茶入写



出雲といえば、60年に一回の建て替えがありますが、
縁結びの神と言われています。

仕覆の鳥だすきの赤い色が、目に飛び込んできます。

橋立写茶入 笹田仁史

Category: 茶入


橋立写茶入



橋立といえば、日本三景のあまの橋立が思い浮かびます。
全体の形から察すると、回しやすいと思われます。

仕覆の角龍は、金糸で角龍紋を織り出した金襴で名物裂です。
段々模様の図柄が、優しさを醸し出しています。

翁写茶入 笹田仁史

Category: 茶入


翁写茶入



翁の茶入は、全体の形が使う時に非常に扱いやすい茶入です。

翁という言葉から、謡曲『高砂』の翁・媼という言葉が浮かびます。
おめでたい席とか、口作りが広いことから
大寄せの濃茶席で使うとよろしいのではないでしょうか。

仕覆の権太夫切は、
金糸で小さな三角形を積み重ねた大小の鱗紋で、
災難を避ける意味合いを持っています。