菓子盆 象彦(九代目西村彦兵衛)

Category: お盆, 菓子器


菓子盆



貝の形に金の雲と赤い縁取りがあり、
素敵ですね。

松葉盆 象彦(九代目西村彦兵衛)

Category: お盆


松葉盆



松葉の形が良く、縁取りの赤が効いています。

二枚あるのもうれしいですね。

松織部銘々皿 たち吉

Category: 菓子器


松織部銘々皿



たち吉の銘々皿は、幅広く活用できます。
特に、この松織部は、織部焼の特徴が出ていて、
深い緑色ですので、
料理が引き立つことうけあいです。

茶杓 銘:白雲 藤田寛道

Category: 茶杓


銘入茶杓:白雲



雲海を見渡すと、そこには自然の雄大な景色が見えます。
横から差し込む日の光に、どこまでも広がる白い雲が映え、
幻想的な時間を過ごすことができます。
白雲といえば、そういった光景が思い浮かびます。

『禅林句集』 に白雲自去来(はくうん おのずから きょらいす)
という言葉があります。
雲が次から次へと湧き起こり去来しても、
山は元の姿のままそこにあるように、
人間には本来、仏性があり、
これに気づくなら煩悩や妄想の雲に惑わされることはないという意味です。

茶道の所作に「自然体を意識する」ことが多々ありますが、
白雲自去来のように、無我の境地に到達できると素晴らしいことだと思います。

デルフト焼について

Category: 焼物

オランダのデルフトおよびその近辺で、16世紀から生産されている陶器で、
白色の釉薬を下地にして、スズ釉薬を用いて彩色、絵付けされるのだとか。

1512年 アントウェルペンのグイド・ダ・サヴィーノが
 スズ釉薬で絵付けされた陶器を最初に制作した。
1560年代 オランダ南部からオランダ北部へと広まっていった。
1570年代 ミデルブルフやハールレムで陶器の製造開始。
1580年代 アムステルダムで陶器の製造開始。
1602年 オランダ東インド会社設立。
1609年 オランダと日本の交易開始。
1610年~1640年 10名の陶芸職人がマスターとして登録される。
1640年頃 個人のモノグラムや工房の意匠に、デルフト陶器が使用される。
1647年 柿右衛門が赤絵に成功。
1651年~1660年 9名の陶芸職人がマスターとして登録される。
1669年 オランダ東インド会社が有田に磁器を大量注文。
1677年 デルフトのA・デ・ミルデが赤色炻器を完成。
1700年頃 3回の低温焼成の工程が必要とされる、
 スズ釉薬の上にエナメル顔料を用いた絵付けをする工房が出てくる。


世界の焼物

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