「寿扇棚」について

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寿扇棚


鵬雲斎汎叟宗室が好んだ棚だそうです。

昭和五十七年に好まれ、
松竹梅の材と扇形の腰板からこの名があるようです。

紅溜塗の三本柱で、天板の右手前が丸く落とされ、
柱は勝手付手前が白竹、向うが梅の角、客付向うが松材で、
棚の向こうと勝手付に横桟を渡し、
扇形の腰板が三方に嵌め込まれ、
地板は四方で四隅に足の付いた小棚で、
炉・風炉ともに用いるようです。


棚

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