4月 24, 2014
器据(きずえ)は、
茶箱の蓋とほぼ同寸の板四枚を、
紫の打ち紐で綴じつけたものだそうです。
裏千家十一代玄々斎創案の
茶箱雪月花点前のうち「月点前」の時、
この器据をひろげて、
その上へ諸道具を置き合わせるようです。
器据の広げ方は、
1.折りたたまれている器据の右側から後ろ中心を、
両手で割って広げて置き、
2.真ん中から観音開きのように
左右に一緒に広げる
のだそうです。
綴じる時は、
1.小羽根で器据を掃き清め、
2.右手に小羽根、
左手に帛紗を握りこんだまま、
広げたときと逆に
右端と左端の両側から真ん中に折りたたみ、
3.折りたたんだ両端を持って、
4.左側が下になるように後ろ中心を割って折りたたむ
のだとか。
最後は、勝手付に置くそうです。
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