出文机(いだしふづくえ)は、
中世、僧侶・貴族などの住宅に、
壁から張り出して設けられた、作りつけの机、
または、書院窓に作りつけた机代用の棚だそうです。
出文棚(いだしふみだな)とも言うとか。
付書院の古称でもあるみたいです。
出文机(いだしふづくえ)は、
中世、僧侶・貴族などの住宅に、
壁から張り出して設けられた、作りつけの机、
または、書院窓に作りつけた机代用の棚だそうです。
出文棚(いだしふみだな)とも言うとか。
付書院の古称でもあるみたいです。
和敬板(わけいいた)とは、
茶箱の蓋の上に載せる板のことだそうです。
茶箱の和敬点で使われ、和敬板の上で、お茶を点て、
茶箱の蓋の上には、棗・茶杓・茶筅・茶巾を載せておくようです。
和敬点の場合は、重茶碗であるため、
2回点てて、正客・次客にそれぞれ出すみたいです。
和敬板には、女桑(鎌倉彫・春慶塗など)・溜掻合・桐生地・黒掻合
などがあるようです。
六角柳(ろっかくやなぎ)は、
床柱に生ける場合や床の間奥隅に掛ける、
長く垂らした柳(シダレヤナギ)の枝を中間で結び、
輪にして床に流したものだそうです。
茶室の小間であれば楊枝柱に掛けるとか。
掛ける釘は「柳釘」というようで、
花器は青竹で長さ1尺程、径2寸~3寸、
これに柳の細く長い枝を数本(3本・5本)生けるみたいですが、
枝は長く、畳に引きずるほど喜ばれるのだとか。
縁起の良いとされる椿・千両・万両・松・南天・水仙などを
根元の花器に生けるようです。
■結び柳
「結び柳」とも言うそうで、
結びの「むす」は、「産(む)す」や「生(む)す」
という言葉に繋がるみたいです。
また、万物を生みだす優れた神「産霊(むすび)の神」とも通じたり、
旧年と新年を無事に結んでいくという意味も込めらているようです。
柳を結んだ大きな輪は、
「一陽来復」の太陽を表わすそうです。
「一陽来復」は、一年で最も日の短い「冬至」を境に、
昼の長さが増すことから、
「物事が好転する」という意味になるそうです。
また「輪」に「和」の意を重ね合わせたもの、
丸く結んだ形から「平和」や「円満」の象徴、
などの意味も含まれるようです。
■利休が最初に用いた
唐代の張喬の漢詩にある、
旅に出る友人に柳を結んで贈る故事から、
利休が送別の花として
「鶴一声胡銅鶴首花瓶(つるのひとこえこどうつるくびかへい)」に、
柳を結んで入れたのが、
茶席で用いられた最初みたいです。
炉縁(ろぶち)は、大別して
「木地縁」と「塗縁」があるそうです。
■木地縁
木地の炉縁は、一般的に小間に用いるみたいです。
初期の炉縁は、木地の「沢栗」で、利休時代の名工として、
「久以(きゅうい)」「長以(ちょうい)」「半入(はんにゅう)」
などの名が知られ、それぞれに刻印を用いたようです。
当時の木地縁は、使うたびに洗ったので「洗い縁」とも呼ばれ、
水に強い沢栗材が用いられたのだとか。
他に、黒柿・縞柿・桑・桜・紅梅・松・桐・杉などいろいろあり、
北山丸太・皮付丸太等の丸太物・鉄刀木(たがやさん)・
花梨などの唐木・社寺の古材を仕立てることもあるそうです。
木以外に竹を使用することもあって、
角竹を使ったもの、木地に胡麻竹や煤竹を貼りつけたもの
などもあるようです。
■塗縁
炉縁に漆を塗った「塗縁」は、無地と蒔絵にわかれ、
塗縁は一般的に広間(四畳半以上)で使用し、
桧材真塗を正式とするそうですが、
あらゆる漆加工が使用されているみたいです。
塗りには「真塗」「溜塗」「掻合塗」「朱塗」「青漆」
「布摺」「春慶」「荒目」などがあるようです。
蒔絵も、好みによって各種の文様が施されるのだとか。
炉壇(ろだん)は、
炉の中の四方壁面部分のことで、
以前は、ねずみ色に塗ったそうです。
正式な炉壇は、
檜で箱を作り内壁を土で塗ったものだそうです。
檜(ひのき)は、四方が一尺四寸、
深さ一尺八寸の箱を作ったもののようです。
また、内部の壁は、微塵ズサを混ぜた京都稲荷山土で、
厚さ:二寸二分五厘
内寸:九寸五分四方
深さ:一尺五寸
に塗り上げた炭櫃(すびつ)だそうです。