8月 09, 2014
茶篩缶(ちゃふるいかん)は、
抹茶などの粉を篩いにかける道具だそうです。
必ずではないのですが、
通常、抹茶は篩で漉します。
これは、抹茶が、
非常に静電気を帯びやすく、よくダマになって、
舌の上に苦く残こる場合があるためみたいです。
以前は、平らな茶漉しの上に山盛りに持った抹茶を、
茶さじでちょっとずつ漉していたのですが、
最近は、既製品として「振るだけ」とか
「ハンドル式」とかが販売されているようです。
もちろん、普通の茶漉し(丸いざる型)に抹茶を入れて、
振っても漉せます。
「茶篩缶」に関するページは、こちらから。
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8月 08, 2014
茶篩(ちゃふるい)は、
臼で挽いた挽茶を細かくふるうのに用いる道具で、
利休形は桜の木地だそうです。
長方形や棗形、茶筒缶に金網を張った掛子が掛かり、
箆でふるいを通すものや、曲物に金網を張り、
曲げの箍(たが)を嵌めたものなどがあるようです。
長方形は、蓋付の箱で、
中にフイゴのような把手(とって)の付いた、
目の細かい金網を張った掛子(かけご)のようなものが収まり、
この金網の上に抹茶を入れ、箱の蓋をして、
把手を静かに前後に動かすと、
篩われた茶が箱の底に溜まるようになっているそうです。
「茶篩」に関するページは、こちらから。
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8月 06, 2014
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茶掃箱(ちやはきばこ)は、茶入や薄茶器に、
抹茶を入れるための用具一式を納める箱のようです。
茶掃箱の名は、抹茶を茶入や薄茶器に入れることを
「茶を掃く」ということろからきたそうです。
茶掃箱は、長方形の桟蓋の二重箱で、
五分幅の茶色の革紐が胴から付いていて、
下の箱には茶合と重ね漏斗、
上の箱には銀または竹の水屋茶杓と小羽箒が入っているとか。
「茶掃箱」に関するページは、こちらから。
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8月 05, 2014
茶壺(ちゃつぼ)は、
抹茶になる前の葉茶「碾茶」を入れる壺のことだそうです。
紙袋に入れた幾種類かの濃茶用の碾茶を収め、
その周りに「詰め茶」といわれる薄茶用の碾茶を入れ、
木製の蓋をし三重に和紙で包み貼りして封印するようです。
茶壺は「葉茶壺」と呼ぶようですが、
挽き上げた濃茶を入れておく壺は、
「抹茶壺」とか「碾茶入」といい、
「大壺」の茶入ともいうとか。
「茶壺」に関するページは、こちらから。
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8月 04, 2014
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茶托(ちゃたく)は、茶碗をのせる受け皿で、
江戸時代中期に清から杯と杯台が輸入されるようなり、
日本の煎茶法でこの杯を茶碗に転用する際に、
杯台が茶托に転じた物だそうです。
輸入杯台は錫製が大半であり、
結果、日本の煎茶道では現在に至るまで、
錫製の茶托を最上とするようになったとか。
その後、木製茶托も生産されるようになったようです。
「茶托」に関するページは、こちらから。
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