翁写茶入 笹田仁史

Category: 茶入


翁写茶入



翁の茶入は、全体の形が使う時に非常に扱いやすい茶入です。

翁という言葉から、謡曲『高砂』の翁・媼という言葉が浮かびます。
おめでたい席とか、口作りが広いことから
大寄せの濃茶席で使うとよろしいのではないでしょうか。

仕覆の権太夫切は、
金糸で小さな三角形を積み重ねた大小の鱗紋で、
災難を避ける意味合いを持っています。

利休丸壺茶入 笹田仁史

Category: 茶入


利休丸壺茶入



利休丸壺茶入は、スタンダードな形です。
唐物以上のお点前とかには最適でしょう。

とても良い色合いの茶入ですね。

仕覆の藤種緞子が、よく似合っています。

手向山香合 北村葵春

Category: 香合


手向山香合



淡々斎好の手向山香合は、
九州にある手向山から名前を取られているようです。

北村葵春氏の紅葉の色合いがとても美しく、
秋の紅葉山の情景がすぐに浮かんできます。

ツタの木香合 峰春

Category: 香合


ツタの木香合



とても質の高い作品で、
ツタの絵柄はすぐに目につきますが、
全体の木の雰囲気が好きです。

合わせ目のできが非常に良いと思います。
高さもちょうど良いですね。

萩馬香合 守繁栄徹

Category: 香合


萩馬香合



守繁栄徹氏の作なんですね。
午年の干支としても使えますし、
「千里の馬は常に有れども伯楽は常には有らず」
ということわざもあるようです。