大樋飴茶碗 九代大樋長左ェ門

Category: 茶碗


大樋飴茶碗



手にフィットすることうけ合いです。
使い込むほどに良い色になり、
お茶を入れた時の温かみが、手に直に伝わります。

この長左ェ門氏は、楽一入氏の弟子で、
端正な作風が色濃く出ています。

赤楽茶碗 小川長楽

Category: 茶碗

赤楽茶碗



茶碗の見込みの景色が良く、
全体的に、凸凹があり、
持った時に、手にフィットして温かみを感じます。

中に濃茶の緑色が入ると、
「緑の草原に、夕焼け空の茜色と、たなびく白い雲」
が想像されます。

茶碗が素敵なので、他のお道具組によるお茶会を連想するのも
楽しいのではないでしょうか。

萩焼菓子鉢 渋谷泥詩

Category: 菓子器

萩焼菓子鉢



この菓子鉢は、色が特徴的で、
萩焼の菓子鉢としては、この色合いは珍しいです。

葉の感じもよく出ていて、口周りも可愛く感じます。

輪島塗大棗 高名光夫

Category:

輪島塗大棗



八仙花(紫陽花)の模様で、
「輪島塗で、作者は高名光夫氏」と答えます。

この紫陽花の作品は、動きがあり、立体感を感じます。
特に、正面から見た、葉の一枚一枚の色合いが素敵です。

お塗りも丁寧ですね。

備前焼花入 藤原雄(人間国宝)

Category: 花入


備前焼花入



備前の花入は、窯の火の加減によって、
様々な景色(風合)が出て面白く感じます。

特にこの作品は、色合いが深く、
華やかながら、艶のあるしっとりとした落ち着き感があり、
とても良い焼きあがりの作品となっています。

「高遠赤外線効果」・「酸化還元作用」の効能により水が腐りにくいため、
通常の花入より長持ちします。

この花入に「何を生けたい」と質問されたら、
私なら「白玉椿」を生けたいと答えるでしょう。

作者が人間国宝の藤原雄氏というのもうなずけます。

最近は、利茶土ミルグリム氏も有名なようです。