「[酒器]石盃(席盃/寄盃/ぐい呑)・猪口」について

Category: 懐石道具

石盃(せきはい/いしさかずき)は、
茶事にだされる懐石に用いる、
陶磁器の盃のことだそうです。

引盃にたいする呼称なのだとか。

それぞれ異なったものを客の数だけ取合せ、
通盆に載せて徳利ととも席中に持ち出すようです。

一般的にお猪口と呼ばれるものより、
大きいサイズのものを指すようです。

■猪口(ちょこ/ちょく)
現在では徳利から酒を受け、
飲むのに用いる小さな器みたいですが、
徳利とセットで使うようになったのは、
江戸時代以後みたいです。

江戸時代では上方でも江戸でも、
宴の初めのうちは盃で酒を受け、
宴も半ばを過ぎ座がくだけてくると、
猪口に変えたそうです。

利き酒で使われる猪口は、
「利き猪口」と呼ばれるとか。


懐石道具

「懐石道具」に関するページは、こちらから。