乾山写秋草茶碗 手塚充

Category: 茶碗


乾山写秋草茶碗



鵬雲斎大宗匠の書付がありますね。

手塚充氏の作品で、
細部にわたり神経が行き届いている絵付けになっています。
桔梗・すすきなどの秋草が、美しいです。

萩焼茶碗  守繁徹

Category: 茶碗


萩焼茶碗



守繁栄徹氏のご子息(徹氏)の作ですね。
萩焼の特色が良く出ています。

刷毛目の白が効いています。
大きさがちょうど手に収まりやすそうです。

御本茶碗 杉本貞光

Category: 茶碗


御本茶碗



杉本貞光氏は、研究熱心で、非常に好感のもてる方です。

この作品は、見た目が地味なのですが、
釉薬の抜けたようになっている所が、
ちょうど景色になっていて、価値が上がっているように思います。

口造りが良いので、お茶がいただきやすいことでしょう。

刷毛目茶碗  多気檗山

Category: 茶碗


刷毛目茶碗



淡々斎の花押銘が、茶碗の目立つところに、
直接ついているというのは珍しいですね。

茶碗の内側の刷毛目が、勢いがあって良いです。

溜塗大棗 中村恭蔵

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溜塗大棗




溜塗大棗



溜塗の大棗で、全体的に山が描かれています。
見た目は地味なのですが、蓋裏に山・松・桜・川などの風景があります。

桜花の吉野山に桜が多いのは、
桜が蔵王権現の神木であるとされたことによるそうです。

歌舞伎「義経千本桜」の道行初音旅(吉野山)を思い出します。

棗の立上がりに桜の花びらが描かれているのがおしゃれです。
合口ばたの金箔も良いですね。

みどころは、蓋裏でしょうか。
拝見の時、客(正客など)に感動を与えることでしょう。