1月 06, 2014
高麗熊川茶碗 千漢鳳
Category: 茶碗
「熊川」とは、見込みの中心に「鏡」「鏡落ち」、
または「輪」と呼ぶ小さな茶溜りがつくという特色から、
そう呼ばれているみたいです。
この作品は、使いやすそうで、
表面の艶(肌合い)が特に目を惹きます。
千漢鳳の桐箱に入っているというのも良いですね。
「熊川」とは、見込みの中心に「鏡」「鏡落ち」、
または「輪」と呼ぶ小さな茶溜りがつくという特色から、
そう呼ばれているみたいです。
この作品は、使いやすそうで、
表面の艶(肌合い)が特に目を惹きます。
千漢鳳の桐箱に入っているというのも良いですね。
伝統的な天目茶碗は、現在、復元が難しいそうです。
天目茶碗は、中国禅宗の中心であった
浙江の天目山に留学した禅僧が喫茶の習慣とともにこれを日本に持ち帰った事から
「天目茶碗」と呼んで珍重して、台子点前などの重要な茶会などの際にも用いられた
といわれています。
この作品の特色は、
釉薬のブルーが際立ち、全体の姿も良いですね。
千歳といえば、千歳盆点前です。
千歳盆点前は、十四世家元淡々斎の還暦を祝い、
嘉代子夫人の清香院が考案した盆略点前だそうです。
これは、
「千歳万て 可わらぬ以ろの耳は乃松 幾美可与者ひ裳 かくこ所 阿羅奈舞」(嘉代子)
という、千歳までお元気でという意味の歌から、命名されたようです。
一楽二萩三唐津。
萩焼の高台といえば、
藩の御用窯であったため庶民が使うことは許されなかったが、
高台に切り込みを入れることによってわざと「キズモノ」とし、
庶民が使うことを許した、
というお話があります。