「棚(棚物)」について

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棚


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棚は、台子・大棚・小棚・
仕付棚・箪笥に大別されるそうです。

日本の棚の歴史は、
真台子が日本にもたらされたことから始まるようです。

筑前大宰府崇福寺の開山、大応国師(南浦紹明和尚)は、
南宋理宗皇帝の時代、径山寺虚堂智愚に参じ、
文永四年印可を受けて、帰国する際、
真台子を崇福寺に持ち帰ったそうです。

皆具一式と共に伝わったこの唐物台子は、
法嗣大燈に譲られ、
その後、夢窓国師の手に渡り、
今日の台子点茶の式が始まるとのこと。

残念ながら、この唐物台子は、
現在、所在不明だそうです。


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