9月 08, 2014
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花入には、
「掛花入(中釘や床柱の花釘に掛ける)」
「釣花入(床の天井や落掛などから吊る)」
「置花入(床に置く)」などがあるそうです。
また、花入には、
「真:胡銅・唐銅や唐物青磁など」
「行:上釉のかかった和物の陶磁器」
「草:竹・籠・瓢や上釉のかからない陶磁器」
の区別があるとのこと。
茶室においては掛物と花を同時に飾らないのが正式で、
両方一緒に飾るのを「双飾(もろかざり)」と言い、
略式の扱いらしいです。
掛物が長い場合、花入は床柱の釘に掛け、
横物の場合、花入は下の床の真ん中に置くとか。
「花入」に関するページは、こちらから。
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9月 07, 2014
葉茶漏斗(はちゃじょうご)は、
茶壺から葉茶をあけ、
臼に移すための道具だそうです。
桐木地製の箕(み)のような作りで、
茶壺の葉茶を適量この上に出すようです。
席中へ「小道具」を載せて持ち出し、
茶壺の封印を切り、
再び封印するのに用いるみたいです。
「葉茶漏斗」に関するページは、こちらから。
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9月 06, 2014
箱炭斗(はこすみとり)は、
四方形の箱形で持手が付いている
水屋用の炭斗のだそうです。
利休形の箱炭斗は、
桑木地・やや上広がりで、
上が八寸八分四方
下が八寸四方
となっているとか。
道具炭・切炭・香溜を入れて、
火箸を手前の手に添えて立て、
釜鐶をかけ、他方に板釜敷をかけて、
羽箒をのせて持ち出すそうです。
「箱炭斗」に関するページは、こちらから。
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9月 05, 2014
掃込(はきこみ)は、
小間での炭手前のあと、
道具畳を掃き清めるための大きめの羽箒で、
普通は白鳥の片羽根を束ね、
竹皮で包んだ物だそうです。
炭手前で亭主が炭斗を持って退出したあと、
掃込を持って再び入席し、
炭斗のあった場所など道具畳を、
掃込で膝前に掃き寄せるようにしながら、
茶道口まで後退して、
席外に出て茶道口を閉めるみたいです。
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9月 04, 2014
灰吹(はいふき)は、
煙草盆の中に組み込み、
煙草を煙管で吸い終えたとき、
火皿に残った灰を落とすための器で、
「煙壷」「吐月峰(とげっぽう)」とも言うとか。
灰吹は、茶席では通常竹が用いられ、
正式には径一寸五六分の青竹を
高さ四寸から四寸五分に切り、
一回ごとに新しいものと取り替えるようです。
油抜きした白竹を用いることもあるそうです。
一度使った青竹は、
そのまま保存して名残の席に使うこともあるとか。
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