「板文庫(板硯)」について

Category: 茶道具全般

板文庫(いたぶんこ)は、料紙箱(料紙や書簡・草紙類などを入れておく箱)と、
硯箱を兼ねた文具だそうです。
近世のおもに公家が用いた草子挟みの一種なのだとか。

紙ばさみとなる板に紐を通り、
その上に料紙と硯を載せて紐を結んだもののようです。

板文庫は、書院などに飾られるみたいです。

裏千家十五代鵬雲斎好の板文庫に、松竹梅硯箱があるそうです。

板文庫の数え方は「一具、二具・・・」みたいです。

本居宣長は、紀州藩主徳川治宝侯から
「板文庫歌」1幅と「板文庫」1具を拝領したようです。


板文庫

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