3月 21, 2014
「板文庫(板硯)」について
Category: 茶道具全般
板文庫(いたぶんこ)は、料紙箱(料紙や書簡・草紙類などを入れておく箱)と、
硯箱を兼ねた文具だそうです。
近世のおもに公家が用いた草子挟みの一種なのだとか。
紙ばさみとなる板に紐を通り、
その上に料紙と硯を載せて紐を結んだもののようです。
板文庫は、書院などに飾られるみたいです。
裏千家十五代鵬雲斎好の板文庫に、松竹梅硯箱があるそうです。
板文庫の数え方は「一具、二具・・・」みたいです。
本居宣長は、紀州藩主徳川治宝侯から
「板文庫歌」1幅と「板文庫」1具を拝領したようです。
「板文庫(板硯)」について はコメントを受け付けていません : Add Comment