3月 05, 2014
富士釜と言えば、立礼(御園棚など)でしょうか。
道具うつりが良く、
釜の山形(やまなり)、棚の地面(平面)が
深山幽谷に佇む、侘び数寄を思わせられます。
釜の湯気が霧のように立ち込める中、
聞こえてくる松風の音。
いつしか自然と一体となったような気分になります。
茶道を通じ、自然に、いざなわれながら、
一椀をいただくのも一興ではないでしょうか。
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