3月 28, 2014
台子や長板に飾る道具一式のことで、
本来は、装束・武具・馬具などの、
その具一式がそろっているものをいったそうです。
水指・ 杓立・ 建水・ 蓋置の四器が同一のもののほか、
現在では風炉・ 釜も統一した意匠で、
揃えられているものもあるようです。
皆具は、1259年「宋」に渡った、
臨済宗の僧、南浦紹明によって、
台子とそこに飾る
風炉・ 釜・ 杓立・ 建水・ 蓋置・ 水指の唐銅皆具を
日本に伝来したのが最初のようです。
これは、南浦紹明が帰朝の折に、
虚堂から餞別として台子と皆具一式を、
贈られたといわれているみたいです。
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