6月 03, 2014
裏千家で、濃茶を飲んだ後の
茶碗を清めるために用いる小布のことで、
素材は麻が主だそうです。
不織布製の「紙小茶巾」と呼ばれるものも
よく使われているようです。
最近は、ウェットティッシュのように
あらかじめ湿らせてある状態のものが、
「湿し小茶巾」「濡れ小茶巾」
などの名称で市販されているとのこと。
事前に湿らせて折りたたんでおき、
濃茶を飲んだ後に
茶碗の飲み口を拭って次客へと茶碗を廻すのですが、
たたみ方や使用する順番などは
各流派によってまちまちなんだそうです。
その用途から、使い捨てであることが多いようですが、
布製の場合は洗って何度か使うこともあるとか。
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