「炭割」について

Category: 茶道具全般

炭割(すみわり)は、
備長炭などの炭を、
茶道で使用する「道具炭」の形に
整形する道具だそうです。

最近だと、炭粉砕分別機なども、
それにあたるでしょうか。

炭粉砕分別機「炭割り達人」の場合、
炭の粉砕と分別を同時にこなすそうで、
 ①30度の角度の付いた歯を持つ
 2本のローラーで強力に炭を砕く。
 ②砕かれた炭は、ふるいで
 「塊」「粒」「粉」の3種類に瞬時に分ける。
 ③単相100V仕様で、
 電灯線や発電機で何処でも動かせる。
 ④逆転もできる使いやすい操作盤。
 ⑤ローラー回転中は、パトライトが点滅する。
 ⑥非常停止ボタンも操作し易い位置に設けてある。
などの特徴があるとか。

大きさも
全幅:1m23cm
全高:1m48.5cm
全長:1m22cm
と巨大です。

鉈(なた)でカットした場合、
備長炭の断面には光沢が出るそうですが、
カナノコで切った場合は、
光沢が出ないそうです。


炭割

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「炭箸」について

Category: 茶道具全般

炭箸(すみばし)は、
炭切溜の炭を扱うのに用いる箸だそうです。

稲垣休叟著『茶道筌蹄』に
「炭箸 杉八角」
とあるようです。


炭箸

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「炭斗」について

Category: 炭斗


炭斗


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炭斗(すみとり)は、主が客の前で、
炉や風炉に炭を組み入れる炭点前で用いる、
炭を組み入れ、
香合・羽箒・釜敷・鐶・火箸を添えて、
席中に持ち出す器のことみたいです。

炭斗は、炭取と書いたり、
烏府(うふ)といったりもするとか。

炭斗には、唐物と和物があり、
唐物は精巧を極めたものが多いそうです。

唐物炭斗には、藤・竹などで編まれた籠、
漆器類や青貝入り、金馬(きんま)などがあるようです。

和物炭斗には、籐・竹・藤蔓・
蓮茎(はすくき)などで編まれた籠や、
瓢・一閑張・蒔絵・曲物・指物などが、
あるみたいです。

和物炭斗の籠の編み方は、
唐物よりざんぐりしているそうです。

また和物炭斗として
「冊屑箱(さくずばこ)」 「茶撰籠(ちゃよりかご)」
「散華皿(さんげざら)」「箕(み)」「炮烙(ほうろく)」
などが用いられることもあるとか。

炭斗の種類は、
「菜籠(さいろう)」「瓢(ふくべ)」「神折敷(かみおしき)」
「炭台(すみだい)」「箱(はこ)」などがあるとのこと。

炭台は、口切・席披き・台子に使用され、
神折敷・唐物籠は真の位の炭斗とされるとか。

風炉・炉用の区別は元禄時代以降なんだそうです。


炭斗

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「炭台」について

Category: 炭台


炭台


※画像を押すと拡大できます。

炭台(すみだい)は、
亭主が客の前で、
炉や風炉に炭を組み入れる炭点前で用いる、
檜木地の四方隅切で、
足のついた折敷形の炭斗のこと。

漆を塗ったり、彩色を施したり、
寸法や形を多少変えたものもあるようです。

炉の季節の初釜や千家七事式の「廻り炭」や、
真の炭斗として、
台子など真の炭点前に、
炉・風炉ともに用いられるそうです。


炭台

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「炭切溜」について

Category: 茶道具全般

炭切溜(すみきりだめ)は、
道具炭を備え入れておく容器のことで、
檜木地で、縁の高い隅切の縁高に、
斜め十文字の足が付いたものだそうです。

炭切溜は、杉製の炭箸(すみばし)で、
炭を扱うようです。


炭切溜

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