7月 06, 2014
炭割(すみわり)は、
備長炭などの炭を、
茶道で使用する「道具炭」の形に
整形する道具だそうです。
最近だと、炭粉砕分別機なども、
それにあたるでしょうか。
炭粉砕分別機「炭割り達人」の場合、
炭の粉砕と分別を同時にこなすそうで、
①30度の角度の付いた歯を持つ
2本のローラーで強力に炭を砕く。
②砕かれた炭は、ふるいで
「塊」「粒」「粉」の3種類に瞬時に分ける。
③単相100V仕様で、
電灯線や発電機で何処でも動かせる。
④逆転もできる使いやすい操作盤。
⑤ローラー回転中は、パトライトが点滅する。
⑥非常停止ボタンも操作し易い位置に設けてある。
などの特徴があるとか。
大きさも
全幅:1m23cm
全高:1m48.5cm
全長:1m22cm
と巨大です。
鉈(なた)でカットした場合、
備長炭の断面には光沢が出るそうですが、
カナノコで切った場合は、
光沢が出ないそうです。
「炭割」に関するページは、こちらから。
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7月 05, 2014
炭箸(すみばし)は、
炭切溜の炭を扱うのに用いる箸だそうです。
稲垣休叟著『茶道筌蹄』に
「炭箸 杉八角」
とあるようです。
「炭箸」に関するページは、こちらから。
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7月 04, 2014
※画像を押すと拡大できます。
炭斗(すみとり)は、主が客の前で、
炉や風炉に炭を組み入れる炭点前で用いる、
炭を組み入れ、
香合・羽箒・釜敷・鐶・火箸を添えて、
席中に持ち出す器のことみたいです。
炭斗は、炭取と書いたり、
烏府(うふ)といったりもするとか。
炭斗には、唐物と和物があり、
唐物は精巧を極めたものが多いそうです。
唐物炭斗には、藤・竹などで編まれた籠、
漆器類や青貝入り、金馬(きんま)などがあるようです。
和物炭斗には、籐・竹・藤蔓・
蓮茎(はすくき)などで編まれた籠や、
瓢・一閑張・蒔絵・曲物・指物などが、
あるみたいです。
和物炭斗の籠の編み方は、
唐物よりざんぐりしているそうです。
また和物炭斗として
「冊屑箱(さくずばこ)」 「茶撰籠(ちゃよりかご)」
「散華皿(さんげざら)」「箕(み)」「炮烙(ほうろく)」
などが用いられることもあるとか。
炭斗の種類は、
「菜籠(さいろう)」「瓢(ふくべ)」「神折敷(かみおしき)」
「炭台(すみだい)」「箱(はこ)」などがあるとのこと。
炭台は、口切・席披き・台子に使用され、
神折敷・唐物籠は真の位の炭斗とされるとか。
風炉・炉用の区別は元禄時代以降なんだそうです。
「炭斗」に関するページは、こちらから。
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7月 01, 2014
※画像を押すと拡大できます。
炭台(すみだい)は、
亭主が客の前で、
炉や風炉に炭を組み入れる炭点前で用いる、
檜木地の四方隅切で、
足のついた折敷形の炭斗のこと。
漆を塗ったり、彩色を施したり、
寸法や形を多少変えたものもあるようです。
炉の季節の初釜や千家七事式の「廻り炭」や、
真の炭斗として、
台子など真の炭点前に、
炉・風炉ともに用いられるそうです。
「炭台」に関するページは、こちらから。
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7月 01, 2014
炭切溜(すみきりだめ)は、
道具炭を備え入れておく容器のことで、
檜木地で、縁の高い隅切の縁高に、
斜め十文字の足が付いたものだそうです。
炭切溜は、杉製の炭箸(すみばし)で、
炭を扱うようです。
「炭切溜」に関するページは、こちらから。
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