8月 15, 2014
釣棚(つりだな)は、
棚板を釣竹や釣木で上から吊り下げた形式の仕付棚のことで、
台目構の点前座の隅に仕付けられた棚が代表的なものだそうです。
台目構の場合、中柱を立てた袖壁の入隅に、
向切や道安囲いの場合は勝手付の入隅に棚を付けるのだとか。
釣棚には「一重棚」「二重棚」「三重棚」
「雲雀棚」「水屋棚」などがあるようです。
古くは三重だったものを、
利休が「二重棚」「一重棚」を作り、
古田織部が「二重棚」の上の棚を大きくした「雲雀棚」を作ったそうです。
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