「銅鑼」について

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銅鑼


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銅鑼(どら)は、青銅・真鍮・鉄などでできた金属製円盤を、
枠(ドラスタンド)に吊るして、
桴(ばち/バイ)で打ち鳴らすものだそうで、
仏教の法要、民俗芸能の囃子、歌舞伎下座音楽、出帆の合図など
広く用いられる打楽器みたいです。

砂張製が最もすばらしい音色を出すのだとか。

茶道では、小間の茶事に用いられ、中立の際、
亭主が「大小大小中中大」と七点打ち、
客に準備が整ったことを知らせるのに用いるようです。

最初の大から小に移る時は間をあけ、
中中は重ね打ちとし、
最後の大は少し間をおいて打ちとめるそうです。

四客以下のときは、喚鐘と同じように五つ打ちになるようで、
最後を打ち残し、亭主が迎えに出ることがあるのだとか。

縁に紐を付け、天井につるしたり、
木製の枠につるしたりして、
中央部の半球状に膨らんでいる部分を、
塗りまたは彫のある柄の先に球状の皮が付いた、
銅鑼撥(ばち)で打つのだとか。


銅鑼

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