名前の由来は、身の内側の立ち上がりに、
蓋がぴったりとハマるため密閉性が高く、
薬籠や印籠に見られることからだとか。
茶通箱の中には、二種類の濃茶を入れるのですが、
一つは、茶入に、
もう一つは、大津袋に入れた棗を用います。
基本的に、濃茶の種類(茶銘・お詰など)は違うのが良いようです。
名前の由来は、身の内側の立ち上がりに、
蓋がぴったりとハマるため密閉性が高く、
薬籠や印籠に見られることからだとか。
茶通箱の中には、二種類の濃茶を入れるのですが、
一つは、茶入に、
もう一つは、大津袋に入れた棗を用います。
基本的に、濃茶の種類(茶銘・お詰など)は違うのが良いようです。
高貴な方に使用します。
貴人点・貴人清次などで使われるようです。
歌舞伎舞踊(長唄)の「高杯」は、
1933年9月6世尾上菊五郎・7世坂東三津五郎ほかにより
東京劇場初演されたそうです。
作詞久松一声、作曲柏伊三郎で、
菊五郎が当時流行し始めたタップダンスに着想を得て、
下駄ばきの拍子で踊る奇抜な作品を作ったのだとか。
内容は、
「狂言風の舞踊で、高杯を買うよう命じられた太郎冠者が、
騙されて足駄を買わされ、
酔って高下駄でタップ風に踊る。」
というもののようです。
しばらく絶えていたのを、
17世中村勘三郎が復活上演し好評を得ているみたいです。
曲水指は、奥伝用に使用します。
使用する際には、水をふくませますので、
色がよりはっきりします。
曲製品には、水指の他、
建水、柄杓、菓子器、銘々皿、水次、お盆などもあります。
また、最近だと、オードブル用の皿や、弁当箱、
手付き盆やコーヒートレイ、長手盆、緑茶盆、丸盆など
たくさんの種類が作られているようです。
目立たないように少しずつ格をはずし、
自然になるようにすることなのだとか。
流派によって違うようですが、
概ね以下のようなものみたいです。
1.風炉はわずかに客付へ捻る。
2.釜は勝手へ少し捻る。
3.五徳はわずかに前へよせ、一つ爪を勝手に捻る。
4.釜はわずかに向こうへよせる。
5.前土器は少し客付へよせる。
6.灰は左右前後へ高低をつける。
7.柄杓を筋かいに釜へかける。